東京中防見学ツアー
先々週のお休みに(財)東京都環境整備公社が主催している東京中防見学ツアーに参加してきました。
このツアーは東京湾から船で東京湾の役割や貨物船、ゴミの埋立場所を見たり、解説を聞いて、午後はゴミの埋立処分場・処理場を見学するというもの。 月に何回かあるのですが、意外と人気なのかなかなか予約とれず、やっと今回参加することができました。
参加者は50名ちかくいました。平日なのに。みんな結構感心があるのかもですね。
挨拶を終え、次はこの船に乗って東京湾を観光とはまた違う目線で クルージング。
こんな社長椅子みたいな椅子に座って、外を見ながら解説を聞きます。東京湾の役割・貨物船の存在。
貨物船っていろんな国からやって来ているんだー。とシミジミ実感。海外の冷凍魚や食品、それ以外のものもたくさん、まずここに来るんだ~なんて。貨物の荷物と現在の私たちの生活と密接につながっていることを実感。解説してくれる方がまた話が上手で。その他にもいろいろと、とても勉強になりました!! 1時間以上のクルージングの後はバスで東京テレコムセンターへ移動。
この建物に入っているお店で食事。そうそう、たまたま行ったときにはエントランスでピアノの生演奏してましたよ。
午後はバスに乗ってゴミ処理場とゴミ処分場へ。
燃えないゴミはここに集められ、レントゲンのような機械でここに危険物がないかをチェックするそうです。過去に処理場の一部が爆発したこともあるとか!
ここは埋立した場所から出る汚れた水を綺麗にするために調整する池だそうです。ここで調整して、その後は砂町の水の処理場で綺麗にされて初めて東京湾に水を戻すそうです。この設備にもそうとうな金額が投入されているということ。
現在、ゴミの埋立処分場の広さはどんどん成長しているそうです。ゴミ処理する方法も昔とは変わってきているし、資源ゴミの分別などいろんなことから、バブルがはじける前よりもゴミとして埋め立てられる量は減ったそうですが。東京湾からも見ましたが、その大きさが半端ないです!東京ドーム84個分が既に埋められ。夢の島などもいれればもっと大きいでしょうが。これから埋め立てられる場所として確保しているところでも東京ドーム103倍!!頭がクラクラしちゃいます。。。。
既に埋立した場所はもちろん、すぐには建物を建てることはできないので、草木を植え、そのうち公園として使われるそうです。
PCBなどの有害物質を取り除く工場や医療関係のゴミの処理工場も別に。また携帯電話の端末から出る金も回収して再利用。資源に。とにかくいろんな設備がありました。
ゴミから出るバイオマスや処理するときに出る熱もエネルギーに変えて工場内で利用したり。とはいえ。。
なにげにゴミを捨てていますが、ゴミを捨てるのってタダじゃないんですよね。。。その処理や埋立場所、莫大なお金と土地と時間が必要だとシミジミ感じました。。この施設で何十億、この施設も何億円とか。。いっぱい聞きましたが。これが税金でまかなわれていると思うと。。。もっとゴミ減らして別のところに税金を使うべきですよね。。本来は。というかそういうシステムになる社会をめざすべき、一人一人の行動は大事ですよね。きっと。。。 うんうん、でもいい勉強になりました!!資源分別は今でもすすんでやっていますが。それ以外でもできること、ちゃんと考えたいですね。
興味のある方はぜひとも参加してみると良いですよね。おもしろかったですよ!
そう最近は社会見学、工場見学。工事見学などのツアーが流行っているそうですよ。
私たちもまた勉強になる見学ツアー、参加してみたいです!
by Kazumi
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